Google Apps Script（GAS）を活用すると、Google ドライブ上で簡単にフォルダを作成できます。今回は、その手順を詳しく解説します。
Googleドライブトップフォルダに指定した名前のフォルダを作成する
以下はGoogleドライブのトップフォルダに指定したフォルダ名でフォルダを作成するプログラムコードです。
function createFolder() {
let folderName = "作成したいフォルダ名";
try {
let newFolder = DriveApp.createFolder(folderName);
Logger.log("フォルダが作成されました。フォルダ名: " + newFolder.getName());
} catch (error) {
Logger.log("エラーが発生しました: " + error.message);
}
}このプログラムでは、createFolder 関数を作成し、その中で新しいフォルダを作成しています。フォルダの名前は変数 folderName に指定されています。４行目のDriveApp.createFolder(folderName)の箇所でフォルダを新規作成しています。tryを使い、エラーが発生した場合には、エラーメッセージがログに表示されます。
上記のコードをGoogle Apps Scriptエディタにコピーし、Googleドライブ上でプロジェクトを作成して実行すると、指定した名前の新しいフォルダが作成されます。
フォルダ名を引数として汎用化する
フォルダ名を指定できるようにして汎用化した場合次のようになります。
function createFolder(folderName) {
try {
// フォルダを作成します
let newFolder = DriveApp.createFolder(folderName);
// 成功した場合はログにメッセージを表示します
Logger.log("フォルダが作成されました。フォルダ名: " + newFolder.getName());
} catch (error) {
// エラーが発生した場合はログにエラーメッセージを表示します
Logger.log("エラーが発生しました: " + error.message);
}
}
// 例として、新しいフォルダを作成する際のフォルダ名を指定します
let folderNameToCreate = "新しいフォルダ";
// 関数を呼び出してフォルダを作成します
createFolder(folderNameToCreate);このコードでは、createFolder 関数の引数に変数 folderName を追加し、関数を呼び出す際にフォルダ名を指定する形になっています。例として、folderNameToCreate 変数に “新しいフォルダ” というフォルダ名を指定し、それを引数として createFolder 関数を呼び出しています。
このようにすることで、毎回コードを変更することなく、呼び出しの際に引数として与えることでより便利に使えるようになります。この記事では基本的な手順を紹介しましたが、より詳細な情報や応用的な使い方については公式ドキュメントなども参考にしてください。新しいフォルダを作成するだけではなく、GASを使った様々な自動化タスクに挑戦してみてください！
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