ChatGPT実験 小学生向けと中高大学生向けでどれだけ文書が変わる?

生成AIで作成される文書は対象者を変えることで文面が大きく変わります。このブログでは「Web API」という専門的な用語の解説を、対象者をさまざま変えて実験しました。

プロンプト:「Web API」について小学生でもわかるように解説してください。

Web API(ウェブエーピーアイ)は、インターネットで情報をやり取りするための特別な方法です。これは、コンピュータ同士がおしゃべりするようなもので、小学生でも理解しやすいよ!
イメージすると、Web APIはまるで友達と手紙を書いたり、お互いに質問したりする感じ。例えば、天気予報を知りたいとき、プログラム(コンピュータがする仕事のこと)は天気予報APIに「今日の天気は?」と聞くの。すると、APIが答えてくれて、プログラムはその答えをもらって何かをするんだよ。
これで、プログラム同士が情報をシェアできるんだ。友達同士で情報を教え合うように、プログラムもAPIを通じて情報を共有するんだよ。
要するに、Web APIはコンピュータたちがおしゃべりする手段で、友達同士が情報を交換するように、プログラムもAPIを通して情報をやり取りするんだ。これによって、便利なアプリやサービスが生まれるんだよ!

口語調で専門的な用語がかなり省かれた形になりました。具体的な例をあげているため、文書量は多めです。

プロンプト:「Web API」について中学生でもわかるように解説してください。

Web API(ウェブエーピーアイ)は、ウェブ上で情報をやり取りするしくみです。これは、中学生にもわかりやすい仕組みで、例えば天気予報や翻訳サービスなど、様々な情報を手に入れたり共有したりするのに使われます。

プログラム(コンピュータがする仕事のこと)がWeb APIを使うと、まるで他のプログラムと「おしゃべり」しているような感じです。例えば、天気予報を知りたい場合、プログラムは天気予報APIに「今日の天気は?」と問い合わせます。APIはその質問に答えて、プログラムはその情報を受け取り、それを利用して何かを行います。

です・ます調にかわりました。小学生向けの文書と比べると専門用語は少ないですが、丁寧な表現になっているように感じます。

プロンプト:「Web API」について高校生でもわかるように解説してください。

Web API(ウェブエーピーアイ)は、ウェブ上で情報を取得したり共有したりする仕組みです。これは高校生にも理解しやすく、様々なアプリやウェブサービスで利用されています。

プログラムがWeb APIを使用すると、他のサーバー上のプログラムと通信して情報を取得したり送ったりします。例えば、天気予報アプリが天気予報APIにアクセスして、最新の天気情報を取得するイメージです。

Web APIは、プログラム同士がデータを共有する手段で、中学生や高校生でもわかるようになっています。友達とメッセージをやり取りするように、プログラムもAPIを介して情報をやりとりします。これにより、異なるアプリケーションやサービスが連携して、より多くの機能を提供できるようになります。

簡単に言えば、Web APIはインターネット上で情報をシェアする手段で、これによって様々な便利なサービスやアプリケーションが可能になるんです。

中学生向けに比べて大きく変わらない印象を受けますが、若干ですが専門用語が増えているように感じます。

「Web API」について大学生でもわかるように解説してください。

Web API(ウェブエーピーアイ)は、ウェブ上で異なるソフトウェアやサービスが情報をやり取りするためのプログラムインターフェースです。これは大学生にも理解しやすく、ソフトウェア開発やウェブアプリケーションで頻繁に利用されています。

Web APIは、HTTPプロトコルを通じてデータをやり取りします。例えば、天気予報アプリが天気予報APIにリクエストを送り、APIがそのリクエストに対してデータを返す仕組みです。これによって、アプリケーションは外部のサービスの機能を利用できます。

開発者がWeb APIを使うと、既存のサービスやデータを取得するだけでなく、自分のアプリやサービスを他の開発者と連携させることも可能です。これにより、新しい機能を簡単に追加できたり、異なるプログラム同士が協力して動作するようになります。

簡単にまとめると、Web APIはプログラム同士が情報をやり取りする手段で、これによって多様なサービスやアプリケーションが連携し合い、より豊かな機能を提供できるようになります。

より専門性の高い用語が多数出てくるようになりました。

プロンプト:「Web API」について素人でもわかるように解説してください。

Web API(ウェブエーピーアイ)は、ウェブ上で情報をやり取りするためのしくみです。これを素人でもわかりやすく説明すると、インターネット上でさまざまなサービスやアプリが協力して情報を共有する仕組みと言えます。

例えば、天気予報を知りたい時、天気予報アプリが天気予報API(プログラム同士が情報をやり取りするための窓口みたいなもの)に「今日の天気は?」と尋ねます。APIはそのリクエストに対して、必要な情報を提供してくれるのです。

Web APIは、異なるソフトウェア同士が円滑にコミュニケーションできるようにする手段で、これによって様々なサービスが連携し、新しい機能が生まれるんです。

簡単に言えば、Web APIはプログラム同士が情報を共有するための窓口で、それがあることで私たちが利用するさまざまなアプリやサービスがスムーズに動作し、便利な機能を提供しているのです。

大学生向けほど専門用語は多くありませんが、大人を想定しているような言い回しが多いように感じます。高校生と大学生の中間くらいと言ったところでしょうか。

まとめ

対象者を変えることで、ChatGPTからの回答にこのような違いが生まれました。ブログの投稿では高校生や大学生向けのプロンプトが程よく文書がまとまっていて使いやすいと感じました。誰に向けて作る文書なのかを考えて、プロンプトを作ることが大切ですね。

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