文字数を指定しても、思ったような文字数におさめてくれないことが多いので、どのように文字数指定をすれば思い通りに文書を作れるかを実験してみました。
- プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について100文字程度で解説して
- プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について200文字程度で解説して
- プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について300文字程度で解説して
- プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について400文字程度で解説して
- プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について500文字程度で解説して
- プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について500文字以内で解説して
- GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について400文字以上、500文字以内で解説して
- まとめ
プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について100文字程度で解説して
デプロイは、GAS(Google Apps Script)のスクリプトを実際に動かせる形に変換し、Google Workspace アプリケーションやウェブに展開するプロセスです。スクリプトエディタの「デプロイ」機能を使用すると、作成したスクリプトを公開し、他のユーザーが利用できるようになります。
117文字/100(117%)
指定文字数が少ない場合は文字数を超えることが多いようです。
プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について200文字程度で解説して
GAS(Google Apps Script)の「デプロイ」は、開発したスクリプトを利用可能な形に変換し、Google WorkspaceアプリケーションやWeb上で共有・実行可能にするプロセスです。公開範囲やアクセス権を設定して、他のユーザーがスクリプトを利用できるようにします。
108文字/200(54%)
大幅に指定文字数から離れてしまいました。100文字程度が一つの区切りの目安なのかもしれません
プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について300文字程度で解説して
GAS(Google Apps Script)の「デプロイ」は、開発したスクリプトを実行可能な形に変換し、共有・公開するプロセスです。スクリプトエディタからデプロイすると、公開範囲やアクセス設定が可能で、Google WorkspaceアプリケーションやWeb上でスクリプトを利用できます。これにより他のユーザーが自動化や特定のタスクを効果的に実行できるようになります。
152文字/300(51%)
300文字でも同様に大幅に文字数が少ない回答が返ってきました。一つの事柄を説明するにあたり、200文字、300文字では説明しきれないのかもしれません。
プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について400文字程度で解説して
GAS(Google Apps Script)の「デプロイ」は、開発したスクリプトを実行可能な形に変換し、共有・公開する重要な機能です。スクリプトエディタで開発が完了したら、デプロイオプションを選択し、スクリプトの動作環境やアクセス設定を定義します。これにより、スクリプトをGoogle WorkspaceアプリケーションやWeb上で実行できるようになります。デプロイ時には公開範囲やアクセス権を制御でき、他のユーザーがスクリプトを利用できるようにします。公開したスクリプトは、例えばGoogle Sheets上で動作する場合、シート上で特定の処理やタスクを自動化するのに利用されます。デプロイによって、スクリプトの共有と効果的な利用が可能になります。
282文字/400(70%)
文字数が増えたことで指定文字数に近づいてきました。文字数が増えたことでより詳しく表現することができるようになったものと思われます。
プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について500文字程度で解説して
Google Apps Script(GAS)のスクリプトエディタにある「デプロイ」は、開発したスクリプトを実際に利用可能な形に変換し、公開または共有するための重要な機能です。この機能は、作成したスクリプトを利用者や他の開発者と共有し、Google Workspace アプリケーションやウェブ上で実行できるようにします。
デプロイプロセスは以下の手順に基づいています。まず、スクリプトエディタで開発したスクリプトを選択し、デプロイの対象となる設定を選択します。これには、公開するアプリケーションやスクリプトの動作環境に関する情報が含まれます。例えば、スクリプトが対象とするGoogle WorkspaceアプリケーションやWebページを指定することがあります。
次に、デプロイの設定が完了したら、スクリプトをどのように公開するかを選択します。一般的な選択肢には、特定のドメイン内のユーザーに限定するか、全体に公開するか、特定のグループにのみ共有するかなどがあります。これにより、スクリプトのアクセス範囲を制御できます。
デプロイが完了すると、スクリプトは指定された動作環境で実行可能になります。例えば、Google Sheets上で動作するスクリプトをデプロイすると、そのスクリプトがGoogle Sheetsで利用可能になります。これにより、他のユーザーが同じスクリプトを利用して作業を自動化したり、特定の処理を容易に実行したりすることができます。
デプロイの柔軟性と簡便さは、GASを使ったスクリプトの共有と利用を効果的に行うための重要な要素です。
600文字(120%)
500文字まで文字数が増えると表現できることが大幅に増えるため、指定文字数を越えてきました。
プロンプト:GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について500文字以内で解説して
GAS(Google Apps Script)のスクリプトエディタにおける「デプロイ」は、開発したスクリプトを実際に利用可能な形に変換し、公開または共有する重要な手順です。スクリプトをデプロイすると、それが動作する環境やアクセス権を設定できます。デプロイのオプションには、特定のGoogle WorkspaceアプリケーションやWebページにスクリプトを適用するための設定が含まれます。公開範囲やアクセス権を調整することで、他のユーザーがスクリプトを実行したり共有したりできるようになります。デプロイによって、スクリプトが自動化や特定のタスクの処理に活用され、効果的に利用されるようになります。
264文字/500(52%)
何文字以内と指定すると必要な情報を生成できた段階で文書を切り上げるようです。文字数を指定したいときには不向きな命令だと考えられます。
GASのスクリプトエディタにある「デプロイ」について400文字以上、500文字以内で解説して
GAS(Google Apps Script)のスクリプトエディタにおける「デプロイ」は、開発したスクリプトを実行可能な形に変換し、利用や共有を可能にする重要なプロセスです。スクリプトエディタで開発が終わったら、デプロイオプションを選択し、スクリプトの挙動やアクセス権を設定します。これにより、スクリプトをGoogle WorkspaceアプリケーションやWeb上で実行できるようになります。
デプロイ時には、スクリプトの公開範囲やアクセス設定をカスタマイズできます。例えば、特定のGoogle Workspaceドメイン内に限定して利用可能にするか、公開して誰でも利用できるようにするかを選択できます。公開後、他のユーザーは同じスクリプトを実行して作業を自動化できたり、特定の処理を容易に行えるようになります。
デプロイによって、開発者は作成したスクリプトを効果的に共有し、他のユーザーは手軽に利用できるようになります。公開範囲やアクセス権の柔軟な設定が、スクリプトの利活用を円滑に進める鍵となります。
403文字/500(81%)
指定文字数以内に収めてきました。「程度」という表現よりは「◯◯以上××以内」の表現のほうが精度が高くなるようです。ただし他の文字数でも実験してみましたが、200文字以上、300文字以内と言うのは指定範囲より少ない文字数での回答が来ました。200文字~300文字は、生成AIとしては作りづらい文字数指定なのだと考えられます。
まとめ
記載する文書枠の大きさに合わせて文書を作りたいときに文字数指定はとても効果的です。この実験でわかったように生成AIには癖があるので、その癖を理解した上で、プロンプトを作ることでより効率的に文書を作る事ができます。色々と試してみてくださいね。