プログラムの概要
Google App Scriptを使用して、Googleドライブ上に保存されているファイルをZIP形式に圧縮するプログラムをご紹介します。このプログラムを使用することで、ファイルを一つのZIPファイルにまとめ、データの整理や転送に便利に利用できます。
Google App Script サンプルプログラム
以下が修正済みのGoogle App Scriptのサンプルコードです。ぜひご利用ください。
function zipFilesInDrive() {
// フォルダのIDを指定
var folderId = 'フォルダのIDを入力';
// 対象のフォルダを取得
var folder = DriveApp.getFolderById(folderId);
// ファイル一覧を取得
var files = [];
var fileIterator = folder.getFiles();
while (fileIterator.hasNext()) {
var file = fileIterator.next();
files.push(file.getBlob());
}
// ZIPファイルを作成
var zipBlob = Utilities.zip(files);
// ZIPファイルを保存
DriveApp.createFile(zipBlob.setName('圧縮ファイル.zip'));
}
Google App Scriptプログラムの解説
変数の説明
folderId
: 圧縮対象のフォルダのIDを指定します。folder
:DriveApp.getFolderById()
を使用して、指定されたIDのフォルダオブジェクトを取得します。files
: 取得したフォルダ内のファイルをBlobに変換して格納するための配列です。fileIterator
:folder.getFiles()
で取得したファイルのイテレーターです。
関数の説明
zipFilesInDrive()
: 上記の変数を使用して、フォルダ内のファイルをZIPファイルに圧縮し、新しいZIPファイルをGoogleドライブに保存します。
まとめ
Google App Scriptプログラムを使用することで、手軽にファイルをZIP形式に圧縮できます。圧縮されたZIPファイルは、データの整理や転送に大変便利です。ただし、対象フォルダ内の全てのファイルが対象となりますので、慎重に使用してください。さらに、定期的に実行するトリガーを設定することで、自動的にファイルの圧縮を行うことも可能です。